「占いが好き」という方も多いでしょう。
テレビなどで放送される毎日の運勢から、個人的に依頼をする鑑定などその種類もさまざま。
また、占術もオリジナルのものから学術として用いられていたものなど多岐にわたります。
相談したいことやふと心が寂しくなった時など、活用方法も個々によって変わってくるものでもありますが、頻度はどの程度で取り入れていけば良いのでしょうか。
ここでは、その頻度と先生を変えて鑑定依頼をすることや、頻度を気にせず鑑定依頼をすることについてまとめていきます。
理想的な頻度はあるの?
良い先生に巡り合えたり、当たると感じると「毎日でも鑑定して欲しい」と感じてしまうものです。
では、平均的な頻度はあるのでしょうか。
その頻度は「1ヶ月~3ヶ月」とされています。
絶対的な数字ではない
ここでいう1ヶ月~3ヶ月はあくまで平均的な頻度です。
ですから、絶対的にこのペースを守らなくてはならないわけではありません。
相談者の状況や占術によっても多少の差はでてくるものなのです。
例えば、短期間の間に大きなライフイベントが起こった場合。
状況が大きく変化したと感じた時。
環境が変わった場合。
などは、短期間でも鑑定依頼をすることで、その結果やアドバイスが変わってきます。
占術によっても「今」「今日」を知りたいために用いる占術であれば、短期的でも良いでしょう。
逆に、1年のバイオリズムや運勢を知りたい場合には半年や1年に1回など長期的なスパンで利用をするのが理想的です。
占術の種類について
「命の占術」では、相談者の生年月日から性格や人生の流れを読み解いていきます。
先生によって読み取り方は異なるものの、命の占いは年に1度くらいが適切なペースト言われているのです。
トの占術
トの占術とは、タロットなどが該当する占術です。
偶然に意味を見つけていく方法ですので、その時々によって結果が変化しやすいという特徴があります。
近い将来を鑑定するのに適しているともされていますので、その頻度は2~3ヶ月ほどが一般的です。
相の占術
手相や人相などがこれに該当します。
相が変わったなと感じたり、引っ越しや転職などの環境の変化・結婚離婚などで名前が変わった場合にその特徴が出やすい占術です。
ですから、相が変わったタイミングで依頼をするのが良いでしょう。
霊の占術
霊感や透視がこれに該当します。
第三者の気持ちや状況を読み解くことができる占術で、短期間で幾度も鑑定するのに不向きとされています。
簡単に言えば、誰かの心をノックする占術ですから、あまりに高い頻度で鑑定をすると「相手の魂から拒絶される」かもしれないのです。
ですから、1ヶ月~3ヶ月ほどをその目安としてください。
鑑定依頼をするベストなタイミングとは
平均的な頻度が分かりましたが、相談者によってそのタイミングが異なってくることも分かりました。
自身で見極めるのも難しいと感じるかもしれません。
そこでここでは、そのタイミングの具体例を4つピックアップしていきます。
新しい年を迎えたタイミング
年末になると、1年の運勢について書かれた書籍が販売されることが増えます。
新しい年はその人の運勢も異なるタイミング。
ですから、鑑定依頼をするにも良いタイミングといえるのです。
なお、東洋占術の世界では「旧暦」で考えるので、2月が新年とされています。
新しい相談事ができた時
前回、鑑定を依頼した内容以外に新しい相談事ができたタイミングです。
人生の選択や決断を迫られる場面に立った際にも良いタイミングといえます。
鑑定結果がすべてを決定づけるものではありませんが、参考にするには良い方法なのです。
状況の変化
相談事の状況に変化や進展がみられた時にも良いタイミングです。
変化が起こった後は、鑑定結果やアドバイス内容も変わってきますので、有意義に活用できます。
状況が変化しないとき
1ヶ月以上が経過し、アドバイスを実践しているにもかかわらず状況が良い方向へと全く進まないという場合にも、改めて鑑定依頼をするのがオススメです。
この場合、先生を変えることも検討しつつ依頼をすると良いでしょうる
どんなに知名度が高く人気がある先生でも、相談者との「相性」があります。
前回、依頼をした先生を変えることで状況が変化することもあるものです。
先生を変えること
鑑定結果やアドバイス聞いて、心にストンと落ちない感覚があったりモヤモヤ感が残ってしまうこともあるかもしれません。
素直な気持ちと一歩を踏み出す勇気が必要とはいえ、やはりこうした感覚があるのであれば「違う先生に依頼をしてみる」のが良いでしょう。
いわば、セカンドオピニオンのようなものです。
ジプシーにならないように注意をする
相性の良い先生を探すのは良いことです。
しかし、注意をしてほしい点もあります。
それが「ジプシーにならないこと」です。
もっと良い先生がいるのではないか・もっと信頼できる先生がいるのではないかと鑑定依頼ばかりを増やすことで、本当の自分の希望や意志まで無くなってしまう可能性があります。
このような状況に陥らないためにも、1つの相談事に対する鑑定依頼人数を考えて利用をしてみてください。
なお、その人数ですが「一度に3人まで」が目安です。
頻度を気にせず鑑定依頼をするとどうなるのか
どんなに頻度の目安があったとしても、不安なのだからと短期的に鑑定依頼をしたくなるかもしれません。
もし、頻度を気にせず利用をすることで、どのようになってしまうのでしょうか。
時間とお金が削られてしまう
個人鑑定は無料ではありません。
いくら安いといっても、それなりの料金がかかることが多いのです。
これと同時に、鑑定時間も必要になります。
時間とお金をたくさん鑑定依頼すればその分だけ削られてしまうのです。
本当に困ったときにお金や時間が取れなかったということにもなりかねません。
百害あって一利なし
週に一度、数日に一度など高い頻度で利用することは百害あって一利なしといっても過言ではありません。
鑑定結果そのものに満足しにくくなりますし、肝心なアドバイスを聞き流すだけになってしまいます。
また、本来の目的である「悩みの解決」を見失ってしまう可能性もあるのです。
それでもなお、心の満足感が欲しいという場合には「毎日の運勢」や「無料」で利用できるものを取り入れていきましょう。
個人鑑定と比較をすると精度やよりピンポイントな結果を得られることはできませんが、「占ってもらった」という気分を味わうことはできますので、ある程度の満足感は生まれることでしょう。
理性を持った利用がポイント
悩み事が生まれたり、苦しい状況の中で日々を過ごしているとどうしても感情的になってしまうものです。
そんな時こそ、理性を失わないように心掛けてください。
頻度を見失ったときには、目安である1ヶ月~3ヶ月程度を意識して鑑定依頼をするのがオススメです。
これは、効率的にそして鑑定やアドバイスを活かす方法にも繋がってきます。
鑑定のために生活に支障をきたしたり、ましてやお金を借りてまで利用をするのでは意味がありません。
くれぐれも注意してください。